毎日新聞旅行「屏風岩から住塚山・国見岳」(奈良県曽爾村)
令和3年4月8日(木)、毎日新聞旅行「屏風岩から住塚山・国見岳(奈良県曽爾村)」に参加しました。毎日新聞旅行には一般の旅行部門とは別に山岳専門の添乗員による「毎日山の旅」があり、いろいろな山に行けるのです。
姫路市から公共交通機関を使って日帰りで奈良県の山に行くのは難しいのですが、「毎日山の旅」だとJR大阪駅近くからバスが発着するので便利です。今回は姫路駅を午前6時12分に出る新快速を利用しました。
曽爾村(そにむら)は奈良県の北東部に位置しており、三重県と隣接しています。ススキで有名な曽爾高原の他、鎧岳・兜岳、古光山(こごやま)・後(うしろ)古光山などがあります。
【コース】
マイクロバスで屏風岩公苑に向かいます。屏風岩直下の窪地では古木の山桜が花を咲かせています。七分咲きですが、それでも例年より十日ほど早いそうです。NHKのテレビカメラも取材に来ていました。目的地である住塚山・国見山は屏風岩の北にあるので、ここからは見えません。
【山桜と屏風岩】
杉の植林の間を縫う急な登山道を登ります。
【登山道】
坂道を登り切ると一ノ峰の鞍部で、ここから尾根道を進むと住塚山(すみずかやま、1,009m)山頂に着きます。
【住塚山(国見山から)】
山頂は展望が開けており、北には国見山(1,016m)、屏風岩の南には高見山(東吉野村、1,248m)が見えます。
【国見山】
【高見山】
尾根道を北に下るとゼニヤタワで、ここから露岩を急登してやせ尾根を進めば国見山山頂です。ススキが生い茂っていて眺望が良く、鎧岳・兜岳や古光山・後古光山・曽爾高原が見えます。
【国見山山頂近くの露岩】
【古光山・後古光山・曽爾高原】
ここから急な階段道を北に下ってクマタワに向かいます。クマタワからは林道となり、近くまでマイクロバスが来てくれていたので、1時間ほどの林道歩きが不要となりました。
【マイクロバス】
下山後は曽爾高原温泉「お亀の湯」に向かいます。ナトリウムー炭酸水素塩温泉で登山の疲れを癒します。露天風呂からは山桜越しに鎧岳などが望め、鶯の鳴き声も聞こえて来て、いつまでも入浴していたい気分です。
【お亀の湯】
天候にも恵まれ、初春の山歩きを楽しめた一日でした。