毎日新聞旅行「伊吹山北尾根」(滋賀県米原市)
令和3年4月23日(金)、毎日新聞旅行の「花の伊吹山北尾根を歩く」に参加しました。
伊吹山は日本百名山に選ばれており、滋賀県の最高峰(1,377m)です。日本書紀は、日本武尊は伊吹山の神を討ちに向かったが草薙剣を持って行かなかったため毒気に当てられて病んで死に至ったと書いています。
伊吹山ドライブウェイ(8.6km)を利用して山頂近くのスカイテラス(1,260m)まで行きます。午前中は、足慣らしとして、ここから1時間程度かけて山頂まで往復しました。
往路は西尾根登山コースを利用したので、琵琶湖に浮かぶ竹生島や小谷城跡が見えます。
山頂付近には、日本武尊像や弥勒菩薩像などがあります。
スカイテラスに戻って昼食を済ませた後、少しバスで北に戻り、静馬ヶ原(1,149m)から北尾根を歩き始めます。
前には、これから向かう御座峰・禿山・国見山などが見えます。
痩尾根でおもしろくないと思っていたところ、ニリンソウ、カタクリ、シャクヤクなどが目に入り、心が和みます。
御座峰(1,070m)の山頂から振り返れば、歩いてきた道の眺望が開けます。
草原のように気持ちの良い尾根道を通り、禿山(はげやま、1,083m)をめざします。
禿山の頂上には、その名のとおり石がごろごろしていますが、展望はすばらしく、これから向かう国見山(1,126m)がよく見えます。
国見山から国見峠に向かう道に難所がありました。急な坂の一部に雪が残っているのです。滑り落ちると大変なので、慎重に歩きました。
国見峠(846m)に降りれば、バスが待っています。この峠を通る道は、近江と美濃とを結ぶ間道として重要だったそうです。
ここから、午前中に登った伊吹山がクッキリと見えます
マスクを外して自然のなかをゆっくりと歩けた一日でした。