和歌山県立紀伊風土記の丘「天王塚古墳『石室特別公開』」(和歌山市)

 令和4年8月27日(土)、和歌山県立紀伊風土記の丘「天王塚古墳『石室特別公開』」(和歌山市)に参加しました。

 

 天王塚古墳墳は、岩橋千塚(いわせせんづか)古墳群の首長墓の一つで、岩橋山塊の最高峰「天王山」(155m)の山頂に築かれています。


 天王塚古墳は西向きの前方後円墳で、墳長188mと和歌山県で最大の大きさです。

 

 この古墳の最大の魅力は南に開口した岩橋形石室で、(1)2枚の石棚、(2)8本の石梁、(3)1.03mと長い玄室前道などの特徴を備えています。

 


 玄室の長さは5.9m・幅は2.7mで、羨道や玄室前道も含んだ石室全体の長さは11.3mです。

 

 8本の石梁で支えられた玄室高さは5.9mと国内第2位です。


 石室本体は結晶片岩の割石で構築されていますが、屍床仕切り石・玄門化粧石・閉塞石には板石が使われています。

 

 

 天王塚古墳は、平成29(2017)年3月に54年振りに公開されましたが、その時は連絡道路がなかったために山道を歩きました。

 

 また、当時は墳丘の開口部も露出していました。


 これから本格的な復元整備工事が始まるとのことで、今後、どのように整備されるかの楽しみです。

2022年08月27日|古墳:前方後円墳|歴史:古墳時代