京都定期観光バス「京都朝の早まわり」(京都市)
令和4年4月13日(水)午前、京都定期観光バス「京都朝の早まわり」(3,000円相当)に参加しました。
京都国立博物館に行くためにJR西日本「春の関西1デイパス」(3,600円)を購入したところ、特典としてこのバスツアーが選べたのです。
メインは、天台宗三門跡の一つ「青蓮院(しょうれんいん)」の飛地境内「将軍塚青龍殿」です。
大舞台は清水寺の舞台の4.6倍の広さで、東北には比叡山・南西には長岡京など展望が広がります。
青龍殿が完成したのは2014(平成26)年と最近なのですが、20m四方の将軍塚には歴史があります。桓武天皇が長岡京からの遷都先に平安京を選んだのはここからを眺めたからだと伝わります。
将軍塚横の展望台からは南に展望が広がります。
その後、バスで知恩院に移動します。ここでツアーを離脱して、サスペンスドラマでお馴染みの三門から入山します。
御影堂や勢至堂などに参拝します。御影堂では法要が行われているらしく、お経が聞こえてきます。
その後、青蓮院や円山公園を経由して、八坂神社に参拝します。
二年坂は歩けたのですが、なぜか産寧坂(三年坂)へ行けずに東大路通へ下りてしまいました。
結局、清水寺を迂回して京都国立博物館に到達しました。
京博「最澄と天台宗のすべて」では、60年に一度だけ公開される菩薩遊戯坐像(愛媛・等妙院)が印象に残りました。
再現された延暦寺根本中堂内陣は写真撮影が可能で、「不滅の法灯」の釣灯籠は実際に使われていたものです。
久しぶりに京都の町中を歩きましたが、やはり私は奈良の方が好きだと再認識しました。